故意・過失とは

故意・過失とは

賃貸物件を借りて退去するときには、入居した当時の状態に戻す原状回復をしなければいけません。しかし、入居して月日が経過しているのですから、物件はある程度、経年劣化しており、そこを入居当時の状態にするのは大変です。

ですから、原状回復する際には故意・過失でつけた損傷、汚れ以外の修繕については、入居者が費用を負担しなくても良いということになっています。

では、何が故意で、何が過失なのかというと、例えば調理をするので汚れやすい台所は、ある程度劣化が激しくなるのは当然ですが、油汚れがひどかったりするときには、調理をした後に当然するべき手入れを怠っているということになります。

また、家具を設置するときに、設置痕がつくのは仕方がないとしても、引越し作業で擦り傷がついたり、フローリングに日常的に使用していた椅子のキャスターによるへこみが付いているというのは、借り主が予測できるものなのに、対策を講じていなかったということになります。

つまり、最低限のメンテナンスや対策をしていないことで生じた損傷が対象となるのです。