登記権利者とは

登記権利者とは

不動産の登記によって、直接利益を受ける人のことを登記権利者といいます。このことは、不動産登記法2条12号によって定められています。

不動産を売買する場合には、買主がそれにあたります。というのは、所有権移転登記によって不動産の所有権を取得し、不動産を占有することができるという排他的利益を得るからです。不動産を相続する時や贈与を受ける際にも登記の申請が必要ですが、この場合には相続する人と贈与を受ける人が受贈者となります。

不動産を購入する場合にはローンを組むこともありますが、ローンを組む際に抵当権を設定する抵当権設定登記では、受益者は抵当権を取得する金融機関等の債権者になります。不動産を購入した債務者がローンを完済すれば、債権者が保有する抵当権は抹消されます。抵当権抹消登記では、抵当権が抹消されることによって、所有物を競売にかけられる可能性を免れることができますから、受益者は債務者つまり所有者になります。